メンタリストDaiGoさんの超集中力を読んで

一日20冊の本を読まれているというDaiGoさんの、

うらやましいほどの自己管理の仕方を自分も取り入れたいと思って

読ませていただきました。

 

こちらの本の中では、

集中力をコントロールする術は、「自動化」「習慣化」で、

自身の集中力を維持していくとされています。

 

集中力を必要とする場面で、反復練習や仕組み化により、

自動化、習慣化することで、集中力に必要とされる前頭葉を極力使わず、

習慣的なものに必要とされる小脳を使い前頭葉の疲れを軽減するという考え方です。

 

そうすることで、前頭葉の疲れる度合いが劇的に減り、集中力を発揮できる時間が

延びていきます。

 

大切なのは一つの習慣にフォーカスし、着実に習慣化していくこと。

すると究極の集中力が手に入り、集中力をコントロールする術をみにつければ、

時間の密度が変わり、この書物もあの書物も読めるようになるとのことです。

 

なるほど、でも習慣化すれば一日に20冊も本を読めるのかなーと

疑問もでてきます。時間の密度が高くなっても読むスピードってどうなのと

と考えてしまいます。

私にとっては、本をたくさん読めるのがうらやましいと思っていますので、

その点はどうなのと考えながら読み進めていきます。

 

そもそも集中力の源は前頭葉にある思考や感情をコントロールする力です。

この力は「ウィルパワー」と呼ばれています。

ウィルパワーにも一定の量があり、集中力を使うたびに少しずつ消耗していきます。

集中力を鍛えることとは、ウィルパワーの総量を増やすことと、ウィルパワーを

節約することです。

 

まず、集中力を鍛える(ウィルパワーの総量を上げる)ためには、

日頃の無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動を繰り返すことで

ウィルパワーを鍛えることができるのです。

どういうことかというと、無意識に行っている行為を改めるには強い集中力が

必要で、そのため集中力が鍛えられるのです。

意識して背筋を伸ばしながら生活し、自分の行動を繰り返し改めることにより、

ウィルパワーの総量を増やすことができるのです。

 

 続いて、集中力を極力使わない(ウィルパワーを節約)ようにするためには、

集中力を使う作業を習慣化し、前頭葉を使う(ウィルパワーを使う)場面を

小脳を使い作業していくことです。

たとえば、自転車は乗れないときは集中力(前頭葉)を使い乗り方を覚えますが、

一度乗れるようになると、意識しないでも、集中力を使わなくても乗れるようになります。このように無意識に自転車を漕ぎだせる状態が習慣化であり、小脳を使い

ウィルパワーを節約する方法です。

その都度目の前の作業に集中すればするほど、ウィルパワーを消費し、非効率に使い続けるため、習慣化もできないのです。

 

このあと本書では集中力を生み出す方法、回復法、時間術と述べていきます。

食事法から、睡眠法、時間の管理など、多岐に渡り記述があり、どれも

非常にためになりますが、劇的に本がたくさん読めるようになるには、

すべてを組み合わせて効率よく生活していく中で、最終段階で可能に

なるのではないかというほど、自堕落な生活をしている私には敷居が高く、

実現不可能なことがらのように思えてきます。

 

いきなり20冊はもちろん無理だと分かっていましたが集中力と物事を決める

力が同一のパワーであるというのは、私には興味深く

無駄な決断やどうしようかな~と悩むことも集中力を消費している

という事実は目からうろこでした。

 

私なりの解釈では、無駄な決断や、毎日やるべきことをいかに仕組み化して、

習慣化できるかが、集中力を生み出す一番の方法であり、突き詰めていけば

時間効率があがり、本がたくさん読めるようになる。と思いました。

 

なので、可能な限り日々のルーティンを見直し、仕組み化できるところを、

本書を参考に取り組みたいな~と思ってます。